建て方 その④ 母屋・隅木・垂木
今回は屋根部分です。
一概に屋根といっても板のせて終わりというわけにはいきません。裏板を打つまでになかなか骨の折れる作業が待っています
↑前回の最後の写真と一緒ですが梁の上にピョコっと見えるのが小屋束です。
この小屋束の上に母屋(垂木をのせる構造材)をのせていきます。
母屋のかかった様子↓
こちらの屋根は寄せ棟で上の写真は隅木がまだはいっていない状態です。
↑この斜めに入っている木が隅木と呼ばれるものです。
垂木を入れるとこんな感じ↓
隅木に対して斜めになっているのが垂木です。
こちらの住宅は2F部分に落屋根があり更に下屋もあるというちょっと変わった屋根になっています。
大工さん泣かせの屋根だったようですが何とか無事に終了しました↓
次回は上棟式の様子をお送りします。