スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  
Posted by at

2011年01月30日

-11℃

昨日はタイトルのとおり-11℃まで気温が下がりました。
こういうときに気をつけなければならないのが凍結です。
朝から修理の依頼がガンガンきました。

中でも一番多かったのがヒーターを入れてるのに凍結してるということだったんですが、多くがヒーターが機能していないということでした。一言に機能してないといってもいろいろな原因があります。
まずは寿命です。やはり電気製品、いつかは壊れてしまうときが来てしまいます。それに気づかないと冬、水道管が凍結したり、破裂したりと非常に深刻なことにもなりかねません。
次に断線、これは見た目では分かりづらいのですが水道管のヒーターには発熱線が入っています。これが切れてしまうとヒーターが機能しなくなってしまいます。
他にはサーモ部分が機能していない。ヒーターはサーモでスイッチの入切をしているのでサーモが故障してしまうとヒーター自体が機能しなくなってしまいます。

これらの問題は水道屋さんにお願いすると点検していただけます。
ですので近年水周り関係の修理をされていないお宅などは一度点検されてみるのもいいんじゃないでしょうか。

  

Posted by iguchi at 09:50Comments(0)

2011年01月29日

トイレにエコポイント!

最近記事を書く前に必ず書くことがありますface13
更新が遅れてすいません.....とface07
いい加減書かないようこまめに更新していきますのでチェックしてください。

今日はエコポイントの話です。
去年から始まった住宅版エコポイント、これまでは新築住宅(省エネ基準を満たすもの)とリフォームでの窓と外壁、屋根・天井、床の断熱工事、これと同時に行なうバリアフリー工事のみでした。
が、今年から節水型トイレの設置高断熱浴槽の設置太陽熱利用システムの設置にもポイントがつくようになりました。
この新しい部分の発行ポイントはそれぞれ2万ポイントになります。何台設置しても一戸当たり2万ポイントです。
ただし、これらのポイント対象となる工事は去年からある窓と外壁、屋根・天井、床の断熱工事と同時に行なう事が条件となります。

これを見て結局トイレだけ、またはユニットバスだけ変えてもだめなんでしょ、他の工事となら高くなっちゃうんじゃないの?と思われますよね。
事実他の付帯工事があるので衛生器具等の入替えだけと比べると工事金額は上がってしまいます。
が、皆さん忘れていませんか?
高山市には独自のエコポイント補助があることをface08
この補助を利用すると、かなりオトクに工事が出来ます。
さらにトイレに関してはメーカーから期間限定ですが対象のトイレを購入するとキャッシュバックまであります。

これらを踏まえて獲らぬ狸のなんちゃらでざっと計算してみたところポイント分と高山市の補助金分、キャッシュバックと併せて工事金額の負担分が大幅に減ります。

トイレを入替えたい、お風呂を変えたいと思っておられる方は、今がチャンスです。
この機会にお近くの工務店に聞いてみてはいかがですか?

最後に一言、この工事は断熱改修工事と同時でないと新しい部分のポイント発行は対象になりません←これ重要ですface02

今日は新しいエコポイントのお知らせでした。  

Posted by iguchi at 18:30Comments(0)

2010年09月17日

シックハウスのほんとの原因

先日とある方からカビやダニの発生を抑える天然の液があるよ、と教えて頂きました。
そのときの話題はシックハウスに関してだったのですが、シックハウスって結構耳にするので皆さんご存知かと思います。

以前にこのブログでシックハウス症候群について書いたのですがそのときはまだ認識が甘かったようで原因について
ホルムアルデヒドだけが関係していると思っていました。
それも一因ではあるのですが他に原因となることをそのときの話で教えていただきました。

そのときのお話では、
ホルムアルデヒドなどの有害物質は基準を守って家を建てると3年ぐらいで発散しなくなる。
でも、その後もシックハウス症候群の症状が続く場合があるよ、と。
それはなぜか?

答えは冒頭のカビやダニだそうです。
カビは菌糸から発生する揮発性有機化合物(VOC)が原因となり、ダニは増殖により発生する、糞・死骸などの悪質物質
(ハウスダスト)が室内に飛散することが原因で健康に被害をもたらすと分かってきたんだそうです。

原因がカビやダニなら、それに対応した殺菌・抗菌・防虫・防カビ加工した建材を使えばいいじゃないの?
と思われる方もおられるかもしれません。

そのとおりだと思います。ただ建材加工時には国が禁止している化学物質以外の薬品も使用されます。
これらの禁止されていない化学物質は検査項目の対象になっておらず多量に使用されているということが現状だそうで
アレルギーやアトピーの症状のある人や免疫力の低下した人などはこれらの検査項目対象外の物質にも
反応する危険性があるということもいえます。

ですのであまりにも固執した抗菌・殺菌などの加工したものは気づかないうちにシックハウス症候群を呼び込む可能性があるよと説明いただきました。

そのときにこの問題を解決する建材を教えていただきました。face01
この建材はダニ・カビの発生を抑制するものなんですが、その加工には天然素材を使うので体に害はありません。
更に加工に使う天然素材は善玉常在菌の増殖を助け、悪玉菌を抑制して体に優しい素材です。

この建材の詳細はまだ明かせませんが近々発表できると思いますのでお楽しみにface02  

Posted by iguchi at 18:20Comments(0)

2010年08月31日

とうとう30年

タイトルの30年。実は会社の創業年数ですface08
地元高山に会社をかまえてはや30年。もっと長くやられておられる工務店さんもありますがイグチ工業としては今年で一つの区切りの年となります。
と、知ってるように書いていますが書いてる本人はつい最近入社したので30年の歴史はなんとなくしか分からないのが本音ですface07

しかし実をいいますと会社の創業年数と私自身の年齢が一緒なんですface02
ちょうど生まれた年に会社が出来て小さい頃から近くで建物としては見てきました。
昔はたしかプレハブ一つだった気がします。今の会社の立っている西側に田んぼに囲まれてぽつんと建っていました。
小さい頃はその田んぼのあぜ道で蛙をとって遊んでいました。

あれから気づけば今の会社の形となり、規模としても昔と比べれば大きくなったのではないかと思います。

この30年地元の皆様にご支援いただき会社を続けてくることが出来ました。
そしてこれからも地元密着型の下岡本町の工務店として皆様に愛されるように今回特別キャンぺーンを実施しますface01
このキャンぺーンですが基本的にチラシでお知らせさせていただきます。
なぜなら皆様の顔を見て感謝の意を持ちくばらさせていただきたいからです。
このキャンぺーンチラシを見られた方、もし載っている内容に当てはまる方がいらっしゃいましたらご連絡いただければうれしく思います。

ここで少しだけ、詳しいことはいえませんが内容は他の工務店さんが真似出来ない30周年の特別企画になっております。
ですのでチラシを見られた方はこんなことまで!と思われるかも知れません。
これは弊社から皆様へのプレゼントとしてのキャンぺーンですのでチラシをお楽しみにしていてくださいface01
多分みたらビックリする内容だと思いますface01  

Posted by iguchi at 18:40Comments(0)

2010年08月17日

土地のお話③

今回は後ろに崖があったら?ということです。

土地探しをされていると中には後ろが崖になっている土地なども出てくると思います。
この場合、斜面の下近くから建物が建てられるかというと必ずしもそうではありません。
簡単に言うと手を加えていない崖(自然勾配といわれる崖のこと)などは近くから建てることが出来ます。
しかし人工崖(人が手を加えて作った崖)などは崖条例というものがあり、
崖近くからは建てることが出来ません。(崖の高さにもよります)

崖条例というのは簡単に言うと、高さ2m以上の人工的に作られた崖(知事の許可を取った崖は含みません)の場合、
斜面の上と下の中間地点から高さの半分だけは崖から離れて家を建てなければならないという話です。

上のたとえでは、高さ4mの崖ならば中間地点から2m下がらなければならないということが書いてあります。

また崖の種類も見た目では判断が付かない場合があるのできちんと調べたほうがいいです。

このように周りの環境によって必ずしも土地いっぱい建てられるわけではないので、きになっている土地が
どういった状況なのか確認することは重要です。

  

Posted by iguchi at 18:10Comments(0)

2010年08月15日

土地の話②

今日は土地に関する建築条件の話です。

今日の話は建てる会社は選べませんという建築条件のことではありません。
その土地にどの大きさまで、といった話です。

まずは建ぺい率。
これは場所によって変わるんですが、土地の面積に対してどれだけの建物を建てれるか?
ということです。
土地が50坪で建ぺい率60%なら、建物は真上から見た状態で30坪までの面積で建てれますよと
言うことです。違う言い方ですと建物真上から見たときの見える部分の床面積です。

次に容積率。これは土地の面積に対してどれだけの延床面積(2階建てなら1階の床と2階の床の面積の合計)の
建物が建てれるかということです。
たとえると、土地50坪で容積率200%ならば、建物2階建てで総床面積(1階・2階あわせた面積)100坪の床面積の建物まで建てられますということです。

この建ぺい率、容積率というのは周りの環境、たとえば土地の前に広い道路があるなどの条件で変わってきますので
そのあたりはきっちり確認されたほうがいいと思います。

次回は後ろに崖があったら?どうするのかを書きたいと思います。  

Posted by iguchi at 13:10Comments(0)

2010年08月12日

土地のお話

前回からかなり更新があいてしまいました。

今日は土地のお話です。
家を建てられる方にとっては必ず関係してくるこの話。
やはりいい場所に安く買うことが出来れば言うことはありません。
ですが便利な場所、人気の高い場所ほど高くなるのは当然の事となってしまいます。

土地選びに関してはまずは何を重視するかです。
優先順位というのはぼんやりとでもあるかと思います。
その順位が、安い土地なのか、友人が近くにいるとこなのか、自然に囲まれているとこなのか
広いほうがいいのか、利便性がいい場所なのか、細かく上げるといろいろ出てくると思います。
ですのでまずは優先順位をご自身の中でつけることからされると納得できる土地選びが出来ると思います。

次回は土地の建築条件についてかこうかなと思っています。
場所によって建物を建てるにあたっていろいろ条件がついてきます。
そのあたりを簡単にご説明できればと思います。  

Posted by iguchi at 18:10Comments(0)

2010年07月29日

木の使い方

またまた前回からの続きです。
無垢材を扱う上での一番気にしたいこと。それは木の使い方です。
この使い方とは木の性質による施工方法のことで木の性質を見抜く、つまり木を見る目がないと使い方が分からないということです。

最初は元 末です。
木というのは上に成長していきます。このとき木の根元側を元、先端側を末といいます。
木を生えていたままに使うと割れにくいです。2年前木工芸術スクールに通っていたときに先生から「元末は逆につかうな」と教え込まれました。大工さんで逆に使っているとかなり恥ずかしい話みたいです。

次に木の表・裏から。
木には表と裏があります。簡単に言うと丸太を板目に製材して外側に近いほうが木表、中心に近いほうが木裏です。
木表は仕上げをかけたときにキレイに見えるので目に付くところは木表を見せるよう施工します。
この木表・木裏というのは反り方向にも関係しています。
木がそるときは木表のほうが樹齢が若いので木表側が収縮して凹の形になります。木裏側は膨らむということです。
本来木表側は見た目がきれいなので見える部分によく使われます。床材なども基本木表が見える側に使われるのですが例外もあります。
それは縁側などです。縁側などは雨などがかかりやすく木がそりやすい場所です。そこで木表を上に使うと反ってきたときに木と木のあわせ部分が上がってしまいつまづいたり、靴下を引っ掛けてしまうことになります。そういった場所では木裏を上にして使うことで反ったとしても山なりに膨らむ形となるので歩きにくいということがなくなります。

つづいて背と腹です。
木というのは一般的に山の斜面に生えています。山の斜面に対して垂直に生えることはなく上に向かって成長していきます。
このとき山のすそに向いてるほう(谷の側)を背、山の頂上(尾根側)にむいている方を腹といいます。
ちょっと分かりにくいですがこの背と腹、家の材料としたときに重要な部分になります。
木は背側に膨らむ(反る)性質があります。
そこで使い方ですが、小屋梁では背を上側に、大引きなどの床下材では床束を持ち上げないようにする為に背を下にして使います。

後は木取りです。気取りとは完成後の木の方向を考えて加工前に上下左右前後を考えることです。
もし片面に節があったとしても逆側でなければ節のない方向を化粧で見える側に持ってくるといったようなことです。

こういったようなことは知識として知っているかいないかのことなんですが、ただ使うだけでなく知っていて使うということが大事みたいです。



  

Posted by iguchi at 18:20Comments(1)

2010年07月26日

自然素材の家

前回書くと宣言したお話です。
自然素材の家。個人的には大いに賛成です。なぜなら、昔の家というのは化学製品などは使うことなく建てられていますから、いわば原点回帰という感じです。

自然素材の家って言われるとよく思い浮かべるのは塗り壁ですとか、無垢材を使うなんてことなんじゃないかと思います。
でそのメリット、デメリットを今回は書こうかと思います。

まずは塗り壁です。
現在多くの住宅では石膏ボードにクロスという形式がほとんどです。この形式だと施工のしやすさによるスピード化、材料費の価格が下がりやすいなどがあり多く用いられています。しかしこのボードとクロスというものにはデメリットがあります。
それは壁が呼吸しないということ。塗り壁は材料が土であったり海草だったり石灰だったりと、塗る際に固体としたときに目に見えない穴が生まれるのでそこを通って空気が入れ替わります。だから塗り壁がいいといわれるんですね。
他にも化学的な接着剤を使わないのでホルムアルデヒドなどの発生も防ぐことが出来ます。

逆に問題点もあります。あくまで使う材料は自然のもの。ですので必ずしもその形のまま変わらないとはいえないのです。
たとえば塗り壁の場合、原料が土や海草、石灰、これらを塊として塗っていくわけですからヒビが入ってくることもあります。
さらに塗る厚さ、塗りが薄ければヒビが入りやすくなります。
昔の塗り壁は、三回は塗っていると聞きます。一回目は粗塗りで、塗った後ひび割れがおさまるまでほかっておきます。その後壁の動きがなくなったところで2回目。ここでは割れた部分に補充しながら壁の厚みを作っていきます。その後また乾燥するまでほかっておきます。三回目にしてやっと仕上げ塗り、こういった工程があるから塗壁が良いとされているんですね。
ですので1度塗りの薄い壁などは見た目は良いのですが、呼吸する壁かどうかといわれると?がつくと思います。

さらに昔は塗り壁の下地は木舞と呼ばれる下地をくんで塗っていくんですが、今はラスボードと呼ばれる石膏ボードに塗ります。
石膏ボードに塗ってしまうと呼吸することはほとんどないのであくまで見た目だけのものになってしまうんです。
ですが、施工期間、予算というものがあるので、もし余裕がある方でしたらきっちり施工されたほうが本物の自然素材ということになると思います。

次は無垢材です。こちらも自然のものなので個人的には是非使いたい材料だと思っています。
見た目で安らぎが感じられ、化学製品を使わないために、小さなお子様でも安心して過ごすことが出来ると思います。
さらに熱伝導率での比較では木はコンクリート、鉄などよりも低いので熱が逃げないともいえます。

しかし問題点もあります。まずはメンテナンス。出来ないのならばお勧めできません。なぜなら木というのは動くもの。いくら乾燥してるからといっても水分を吸ったり吐き出したりするわけですから、ねじれやゆがみが生まれてくる可能性があります。
さらに外壁などに使用した場合、1年ごとくらいにメンテナンスを行なわないと木がされてとんでもないことになってしまいます。
外壁のされなどは塗装をしなおすことですとか、設計段階で軒の出を深くとっておくということをしておけば雨・風にさらされても、早くにされてしまうことはないと思います。

あと無垢材は高価です。ですが節ありの材でもうまく用いていけば思った以上に高くはならないと思います。
あとは材種です。パイン材なんかはそれなりに安いと思います。ですが桧などになると金額に上がってしまうので余裕がある方にはおすすめです。

とこんな感じで簡単に説明をしたんですが材料ですとか施工方法などによってもいろいろあります。
特にこういったタイプの家づくりというのはこだわった部分が多ければ多いほど満足度、愛着度が増すと思います。
ですのでもし素材を生かした家づくりを考えられている方がおられましたら、工務店さんなどにまかせっきりにするのではなくご自身でも一度お調べになってみてはいかがでしょうか?

P.S.
無垢材の話なんですが材料として使うときに木の使い方というものがあります。この流れで書きたかったのですが話長くなりそうだったのでこの話は次回に書こうと思います。


  

Posted by iguchi at 18:20Comments(0)

2010年07月22日

SHS

タイトルのSHS、勝手に省略したものなんでたぶん聞いたことない略語だと思います。
SHS、Sick House Syndromeの略です。俗に言うシックハウス症候群、アメリカではオフィスビルなどでも起こるのでシックビル症候群と言われています。
このシックハウス症候群、症状としてはこれになったらシックハウス症候群だという症状はないのですが、一般的に新築、増改築、建売住宅などの完成後生活をしているときに、慢性疲労・頭痛・目がチカチカする・のどの痛み・湿疹・呼吸器疾患などの症状がでるとシックハウス症候群と言われます。

原因は室内空気が何らかの原因で汚染されそれを吸い込むことで発症すると言われています。その原因としては、接着剤や塗料の有機溶剤、防腐剤から発生する揮発性有機化合物が多く、これ以外にもカビやダニなどといったもので汚染された場合でも起こるといわれています。

対策としては換気を十分にすることや建築材料をなるべく原因とならない剤を使っているもので建てることなどや、カビ・ダニなどの発生を防ぐ対策を行なうということです。
現在では建築材料のほとんどが、ホルムアルデヒド発生率の低いものを使用しているので昔ほどではありません。ですが発症するのには個人差があるので必ずしも発症はしないともいえないのが現状です。

ですので気になる方は、建てる前・購入する前、リフォームされる前には施工業者に確認されるのがいいと思います。

次回は自然素材のお話を書こうかと思っています。この話は個人的には皆さんに是非していただきたいと思う施工なんですが、やり方やメンテナンスを間違うととんでもないことが起きる可能性があるのでそのあたりを書いていこうかなとおもっています。

  

Posted by iguchi at 18:10Comments(0)

2010年07月16日

栃尾温泉

またまた更新があいてしまいましたface07
今日はまたまた古民家のお話です。

昨日栃尾温泉まで行ってきました。温泉に入りに行ったわけではありません、お仕事ですface01
とあるお宅より連絡をうけて向かいました。いろいろお話を聞いた後に中を拝見させていただいたんですが、今ではなかなか見ることが出来ない貴重なものを見せていただきました。

まずは梁、お話を聞いたところ富山県の砺波から移築した建物だそうで大変りっぱな構造です。


間仕切りの厚鴨居なんですが1尺6寸(1寸で約3センチ、1尺で約30センチです)もあり驚きました。


また柱も8寸という今だとなかなか使うことのない太さのものが使用してありとても壮大です。
また部屋の中には囲炉裏があり、おもわず魚を焼いて食べたいと思ってしまいました。


今では貴重な建物ですが、こういったものを見ることが出来ることに感謝です。
  

Posted by iguchi at 18:10Comments(0)

2010年07月05日

古民家

一週間ぶりの更新です。少し間が空きましたface07
今日はとある用事で宮川町へ行ってきました。
そちらで用事を済ませた後、お家の方とお話をしている際に「もしよければ中を見せてもらえませんか?」とお聞きしたところ、見せていただける事となりました。
こちらの住宅は築90年にもなる住宅で、とっても風情のある日本家屋でした。
小屋裏を見せていただいたんですが、小屋組みが来た人を暖かく、やさしく包み込むように存在していましたicon14


下からの通し柱に鳥居のようにかかる梁、さらに上に今では考えられないくらいの太く長さのある棟木がかかっていて驚きの一言です。
1階部分には吹き抜けがあり、和の趣を存分に生かしたつくりになっています。

化粧柱も今なら4寸でも立派と思えるのに、こちらのお宅はおそらく8寸、もしくそれ以上はあろうかという太くて立派な柱がそびえ立っていました。

ちなみにこの手は大人の手ですicon10一見すると子供の手に見えますがそのぐらい大きい柱です。
梁も尺(メートル法で約30cmです)は優に超えるせい(せいとは角材で見る幅ではなく高さの呼び方です)の梁を使ってあり気分が高揚しっぱなしでした。

ちなみにこちらの手も大人の手です。

やはり日本家屋はすばらしい建物だと改めて実感した一日でした。  

Posted by iguchi at 18:20Comments(0)

2010年06月28日

ご来場ありがとうございました

一昨日、昨日と行なった完成見学会。あいにくの天気でしたが、多数のご来場ありがとうございました。
ご来場された皆さん、熱心に見ていただき大変ありがたく思っています。


HPシステムといっても知らない方がほとんどだと思いますが、簡単に言いますと耐震性に優れ高性能の断熱材をもちいたパネル工法です。ご来場された方からも多くの質問がHPシステムに関する質問で、皆さんに少しは知っていいただけたかなぁと思っております。
また今回はHPシステムだけでなく設備のことも知っていただければと思い、川崎電気さんと高山電材さんにご協力頂き太陽光発電・オール電化に関しての相談コーナーも設けました。
太陽光発電はいくら発電をしているといっても目で見えるものではないので、今回は設置したモニターで発電量、使用量を見ていただきました。当日は雨降りでしたがそんな中でも発電しているのを目で見て分かっていただき、皆さん感心されていました。
最近は皆さんに浸透してきたオール電化。こちらもやはり実際に備え付けられているものを見ていただき、オール電化にさらに興味を持っていただけたんではないかと思います。

今回の見学会天気の悪い中、多くの方のご来場誠にありがとうございました。
また次回開催時には、趣向をかえた見学会を行ないたいと思いますのでお楽しみに。  

Posted by iguchi at 18:20Comments(0)

2010年06月25日

完成見学会開催

とうとうこの日がやってきました。
これまでこのブログで紹介させていただいた建物の完成見学会ですface02

期日は6月26、27日の土日、時間は10:00~17:00でおこないます。
場所は中山町地内、光記念館の近くです。地図はこちら↓

もし見つからないという方は、旗や看板をたくさん立てますのでそちらを目印にご来場くださいicon61

今回は耐震eco住宅です。構造的にも設備的にもフル装備の建物になりました。
当日は太陽光発電の専門スタッフにも来て頂き、疑問・質問などありましたら、バンバンしてください。
いろんな質問にお答えできるすばらしい方達をお願いしています。

あと、ブログを見てくださっていた方はうすうす感じておられるかもしれませんが、今回はお取り寄せのお菓子も準備しました。

このブログで以前紹介したベルグの4月のお菓子です。高山ではなかなかすぐには食べられないお菓子を完成見学会ということで取り寄せました。
お菓子の詳細は当日ご来場の方のみということでface02
たくさんのかたのご来場心よりお待ちしておりまーすface02
ちなみにお菓子は数に限りがありますのでご来場希望の方はお早めにお越しくださいね。  

Posted by iguchi at 18:20Comments(0)

2010年04月16日

結露は大敵2

前回の続きです。まだ読まれてない方は前回の結露は大敵をよんでみて下さいface02

勉強会の中でも窓ガラスが結露でべたべたになるというお話を頂きました。
で、まず暖房器具は何を使っておられるか聞いたところ、ファンヒーターとの答えでした。
次に、冬場でも窓を開けて換気をしていますか?とたずねたところ、あまりしていないとの答えでした。

なぜこのような質問をしたかといいますと、この二つの質問と答え、結露に大いに関係しているからですicon12
まずは暖房器具。今は部屋の中で暖房というとファンヒーターが多いのではないかと思います。
ファンヒーターの燃料って灯油ですよね。この灯油、燃やすと水分が発生します。(一般的にものを燃やすと水分は発生しますがface02)で、その発生した水分は部屋の中に出て行きます。
先ほどの話でお分かりかと思いますが、こうなると部屋の中の水蒸気量がどんどん増えていくんですね。

二つ目の質問と答え。この後換気をしないとどうなるか。逃げ場をなくした水蒸気は限界が来て目に見える水となって発生してきます。こうして結露が起きていくんですicon11

暖房器具にファンヒーターが悪いわけではありません。今お使いの暖房器具にあった状態の換気の仕方を考えないと結露の問題は解決されないということなんですface08
その点FF式のストーブなんかは給排気を外に出る煙突で行なうので結露は起きにくいです。また蓄熱暖房機やガスストーブも起きにくいです。ですから、部屋の中に湿度計を置いて、湿度が高くなってきたら換気するとかというのも一つの手段です。

あと窓ガラスや壁・床・天井の断熱も重要ですね。
なぜかといいますと部屋の中の温度が下がると、水蒸気量に限界が来て水が見えるようになってしまいます。朝起きて結露が起きているというのは、夜温まった空気が一晩たつと冷えて目に見えるようになるからです。つまり、断熱性の高い家は朝になっても部屋の温度が下がりにくい為に結露がおきにくいということになります。
このように断熱性能が高い家は結露はおきにくくなるといえますicon25

最後に内部結露のお話です。
結露は目に見える分だけでなく壁を抜けてグラスウールなどの断熱材や構造材も湿らせてしまいます。
壁の中などは一度湿気が入ってしまうとなかなか抜けにくく、カビの原因にもなりかねませんicon10
また、木材が湿っているとシロアリの標的にあいやすくなる為に家の寿命が縮まる恐れもありますface07

現在起きている結露という問題は生活環境により発生している部分が大きいです。
ですので、対策としては一番は定期的に換気を行うこと。そのほかに余裕のある場合は暖房器具の検討や家の断熱を考えることで解決していくと思いますので、まずは換気をしてみてくださいface02
以上、結露についてのお話でした。  

Posted by iguchi at 17:00Comments(0)

2010年04月15日

結露は大敵

前回のお話で結露の話を書きますと宣言しましたので今日はそのお話ですface02

一般的に結露というと思い浮かべるのは窓につく水滴のことを思われる方が多いんじゃないかと思います。
実は結露には2種類あって、表面結露と内部結露があります。
表面結露とは、一番分かりやすい例では窓につく水滴のことです。↓

内部結露とは、室内で発生した水蒸気が壁の中に侵入して起こる現象です。布団が湿るのも同じ内部結露と言われています。
この内部結露は家の寿命が短くなってしまうことにもなりかねない結露です。

本題です。そもそも結露ってどうして起こるのか?
これは、温度と湿度が関係しています。
その関係というのは、温度ごとにそれぞれその空間に存在できる水蒸気の量が決まっているということなんです。
ですから、その量を超えると普段は目に見えない空気中の水蒸気が、目に見える水となって出てくるんですicon11
つまり温度がもし一定な部屋でお茶でも沸かそうかとしていたとき、ずっと火にかけたままだと、どんどん部屋に水蒸気が溜まっていき、もう限界となったところで目に見える水滴が出てくるということです。
逆に、湿度が一定の部屋で、その部屋の温度がどんどん下がっていくと、水蒸気量の限界が来て目に見える水が出てきます。

簡単に説明したんですが分かっていただけたでしょうか?

ちょっと難しい話になっちゃったので飽きちゃう方もおられるかも知れませんが実生活と対策を書いてみたら長くなってしまったのでそれは次回に書きますicon113
次回はストーブの種類は重要と結露と断熱に関してを書きたいと思っておりますface02

ちなみに建築とは関係ないですが、今日アイスケーキが届く予定ですicon22
どんなケーキかといいますと、3月の日経新聞でイチゴスイーツランキングで1位をとったケーキです。
3月から頼んでいたのですが人気でなかなか注文できず、やっと届きますface02このお店、弟が働いていて以前に買ってきてもらったのですが、また食べたくなったので注文しましたicon14このケーキ届き次第写真アップとお店の紹介をしたいと思いますicon39
関係ない話ですいませんicon16  

Posted by iguchi at 08:05Comments(0)

2010年03月10日

ホイポイカプセルの家

昔ドラゴンボールが好きでよく漫画もアニメもみてましたface01
ドラゴンボールを見たことがある方なら知ってると思いますが、話の中に出てくる丸いドーム型の家、実はあるんですface02
それがこちら↓

その名もドームハウス名前は見たままなんですけどねface02

この建物なんですが、実際に住居やお店、事務所として建てられているんです。
大きさは直径7.7m、高さは室内天井で約3.9mと中は結構広く作られています。
構成部材は発泡ポリスチレン。俗に言う発泡スチロールなんですが強度は普段目にする発泡スチロールの15~20倍あるとっても強い構造になってます。
発泡スチロールだと縮んだり寿命が短いんじゃないかと思われるかもしれませんが、表面に特殊な塗装をすることで、ほぼ永久的に変化することはないんです。また、この塗装には十分な強度があり、カッターやナイフなどで傷つけるのは簡単ではありません。
それ以外にも地震に強く、外装もタイルや石を貼り付けたり個性的なドームも作れます。

上の形以外にもこのような形↓のものもあり組み合わせ次第でいろんな形の建物が立てることができます。


こちらの左下から実際に建てられたドームハウスがご覧になれます。ちなみに360度ビューワーで見れますので実際に見ている感覚でご覧になれます。

今日はドームハウスのご紹介でしたicon92

P.S.
先日お知らせした20代からでも安心して買えるデザイナーズ住宅。着々と進行しており最終段階に入ってます。あと少しで皆さんにご披露できると思いますので楽しみにしていてくださいface02

  

Posted by iguchi at 17:10Comments(0)

2010年02月23日

匠の技

飛騨の匠って聞きますよね。
今はたくみって言う漢字が匠って書くんですけど、昔は工や匠丁って漢字が使われていたみたいです。
古くは万葉集にも詠われていたみたいで、史実では飛鳥時代に登場してその後の奈良 平安時代に都の建設に携わっていたということです。
ただ本人たちの意思ではなくて、今で言う税金の代わりになるものを払わなくていいから一年間10人仕事に来いっていう制度で年間100人ほどが交代で仕事に行っていたみたいですが。
行くときは位山通っていってたそうです。今考えると大変ですよねface08

仕事は結構きつかったみたいですが、腕のいい職人は飛騨の国に戻らずに有力者たちに雇われて、のちにそれぞれの地方で活躍してたみたいです。
止利仏師ってひとは現在国宝に指定されている20数体の仏像を作ったり、左甚五郎は日光東照宮にある彫刻、眠り猫を作ったと伝えられているなど憶測みたいな形で書きましたが、実は本で読みましたface01

と飛騨の匠について書きましたがやっと本題ですface01
実は以前にとある人にお願いをしてテーブルを作っていただきました。
それがこちら↓

一度ひだホテルプラザさんの一階にあるお土産屋さんに展示させていただきました。
見ていただいた方はいらっしゃいますかね?

このテーブルなんですが実は分解できますicon22

なぜなら枠の部分に建築で使われている継手を用いて作ったからなんです。
その継手がこれです↓



この三つは土台 桁 柱に使います。

これは胴差しなどに使われます。

真ん中のガラスの下にあるのが千鳥格子

これは分解した状態です。

持ち運びに便利にしようとしたわけではないのですが、建築屋として建物で使われている継手を用いて何かできないか?という考えの下で製作したテーブルです。

このテーブルですが、何かのイベントやホテル、旅館 お店などで展示したいという方には貸し出しをしておりますので是非興味をもたれた方はこちらのほうからご連絡ください。

今日は匠の技とテーブルのご紹介でしたicon113  

Posted by iguchi at 15:00Comments(0)

2010年02月22日

HP2

今日は先日お話したパネルのお話の第二弾です。
前回の話をご覧になられてない方はこちらから。

第二段は外張り断熱LaZoパネルですface02
前回の紹介のときに進化したパネルということで少し触れさせていただきました。

最近大手メーカーでもCMでやっている外張り断熱工法ですが、ただ単純な外張り断熱とはまったく違います

この商品は高性能断熱材を使用しているので、高気密 高断熱は当たり前で、さらにパネル工法という耐震性のある工法で、快適にかつ万一地震が起きたときでも安心して暮らすことのできる家を作り出すパネルです。この耐震性というのがポイントです。

耐震性能は前回お話したパネル工法のお話同様ハイレベルな耐力を持っていて、このパネルで建物外周全体を構成するので偏りのないバランスの取れた構造になります。

また断熱材で家全体を包み込むので、今までにない高気密 高断熱を同時に備え持ち、温度 湿度のバランスで起こる結露の発生を大幅に抑えることができ、アトピーやアレルギーの元となるカビ・ダニを抑制します。

以下11月の東京ビックサイトでおこなわれた展示会の時の写真です。

 ↑銀色部分が断熱材でこのような形で外側に断熱材が見えます。この外側にサイディングなどで壁を仕上げていきます。
  (小さいですが左下部分が外壁を張った状態です)

 ↑柱部分もコーナー部の断熱材を使って覆っていきます。

 ↑断熱材と断熱材の取合い部分は専用のテープを張って気密性能を保ちます。

以上特徴をお話してきましたが、どのような利点があるかといいますと

この工法ですと筋交いを入れたり、断熱材を入れたりという手間が省けるので工期短縮にもつながるんです。
またパネルを使うことで家の中の温度が均一に保つことができるのでヒートショックの原因である急激な温度差もありません。
前述したように外側の壁で家全体を包み込むことで屋外騒音の侵入を抑えて静かな空間を作り出します。

など住む人に優しい家作りができますicon25

こちらのパネルは弊社の新商品 耐震エコ住宅 e&f に標準装備となっておりますのでぜひこちらもご覧下さいface02  

Posted by iguchi at 16:40Comments(0)

2010年02月20日

HP(ホームページ?)

今日はうちで扱っているパネル工法のお話です。
ちょっと堅苦しく長い話になっちゃいますが、写真入で解説していきますので見てくださいねface01

通常住宅など建物は土台・柱・梁・桁など構造材と呼ばれる骨組みがあり、そこに壁や床・天井などを張っていきます。
しかし、柱と柱の間に何も入れないと壁をはることができないだけでなく建物の強度が弱いままのために、通常は筋交いと呼ばれる柱と柱の対角線上に斜めに入れて建物が横からの力を受けても倒れないようにする木で強度をあげます。

さらに補強金物と呼ばれるもので強化していきます。

↑斜めの木が筋交いで、写っている金物が補強金物のうちのひとつです。

前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。
冒頭お話したパネル工法ですが、弊社の扱っているパネルはHPパネルというものです。特殊な合板に枠を打ち付けて断熱材を枠の中に入れたものを一個のパネルとして柱と柱の間にはめて専用ビスで固定していく方法です。


↑サンプルなので分りにくいかもしれないですがこんな感じです。銀色の部分が断熱材です

↑実際に壁に入れたときの様子です。

この工法は柱と柱の間を枠で補強した板で埋めてしまうので筋交いより強度があがります。
新潟の中越沖地震でも倒壊はなく、クロスが一部破れる程度の被害で済んだ優れものなんです。
高山市内でもこのパネルをつかって建てさせて頂いた住宅が多数ございますので気になる方はこちらをご覧下さいicon25

この耐震性能のほかに優れた特徴があります。

それは高断熱icon75

高山って昔ほどではないですけどやっぱり寒いですよねicon04
で部屋の中でファンヒーターを使っている方多いと思いますが、結露はひどくないですか?
ファンヒーターは灯油を燃料にしているので燃焼すると水が発生します。
結露の起きる要因は外気と部屋の温度差、加えて部屋の湿度が関係してきます。
なので部屋の温度を上げようとファンヒーターを付けっぱなしにしていると、外気と部屋の温度差が大きくなり部屋の湿度も上がって結露しやすくなってしまうんです。

その点、HPパネルなら断熱性能が高いので付けっぱなしにしなくても、ある程度部屋の温度があがればその状態を保つので、ストーブを切っても快適に湿度も上がることなく快適に暮らせますicon103
ですので朝起きて窓ガラスがべたべたになりにくくなります

今日は長々とした文章になってしまいましたが耐震性や高断熱、結露のことを知っていただきたかったので思わず書いてしまいましたicon113
弊社は飛騨地域のHPパネル取扱い加盟店ですface02もし興味のある方、詳しいことを知りたいと思われた方はこちらの方からご連絡いただければ幸いです。

追伸

この話をさせていただいたのには訳があります。

今日紹介させていただいたパネルの進化版 外張り断熱LaZoパネルというものが先日発売されました。
このパネルはホームページに掲載されている耐震エコ住宅に標準装備となってますので興味のある方はこちらからご覧下さい。
後日この外張り断熱LaZoパネルの性能についてはこのブログで掲載しようと思ってますので、もし見かけたら見てみてくださいねface01

最後は営業よりの文章にになっちゃいましたface03
  

Posted by iguchi at 16:27Comments(0)